「ニルスのふしぎな旅」

1980年1月から約1年間NHKで連載放映された全52話のアニメーションで
スウェーデン女性作家セルマ・ラーゲルレーヴが執筆、1906~1907年に刊行された児童文学。

いたずら好きでいつも家の動物をいじめてばかりいる少年ニルスが
ある日両親と教会へお祈り行くのを拒み一人家いる時、妖精を偶然見つけ捕まえてしまう。
しかし妖精が願い事を叶えてあげるからと懇願しても、だまして解放しないため、
怒った妖精がニルスに魔法をかけ、小さくしてしまう。

ニルスのとばっちりで同じく小さくされてしまったハムスターのキャロットと共に
ガチョウのモルテンなど家の動物たちに復讐されるが、そこに渡り鳥のガンの群れがやってきて
モルテンは「飛べない鳥」とバカにされるが
悔しいモルテンは必死に飛ぼうとし、なんと見事飛ぶことに成功。

動物たちにいじめられていたニルスとキャロットは
逃げ回っている中飛び立つモルテンにしがみつきガンと共に空へ。
そうして鳥たちの楽園ラップランドで一緒に旅が始まる。

その旅の中で、ニルスが経験をしていく中
少しづつ成長して行くという家族で楽しめる冒険アニメ。

親世代が40~50代前半ならリアルタイムで観ていただろうから
親子でなおさら楽しめる。
ちなみにニルスの声は小山茉美さん。

この頃大人気の声優さんでニルス放送の翌年
あの有名な「Dr.スランプアラレちゃん」の則巻アラレ声で
大ブレークしたのが懐かしい。