ジブリ宮崎・高畑で夏・秋2本。老練の作品に生き方のヒントを見つけたい

今や夏の風物詩ともなったジブリ作品
今年の夏は宮崎駿監督の「風立ちぬ」
秋には高畑勲監督の「かぐや姫の物語」と
2本続けてのロードショー
70代のお二人の作品がどう仕上がっているのか楽しみだ

約30年前「風の谷のナウシカ」で
人生観が変わるほどの衝撃を受け
その後の自分の生き方に大きな影響を与えてくれた
宮崎・高畑作品は娯楽というよりも
自分なりの生き方のヒントを見つけるために見続けてきた

しかし、2000年以降は何か物足りなさを感じ
やはり最初の感動を求め続けるのは無理なのかと
ジブリから少しフェードアウトしていた

ただ最近は自分も年を取り
終末が徐々に近づきつつある年齢
今求めているものが
ナウシカを観た時のような自分の未来への刺激とは
違うものになってきた

単なる娯楽にとどまらなかった
これまでのお二人の作品
老練なる人生の先輩の生き方のヒントが
わずかでも今回の作品の中に見つけられるだろうか
静かに期待したい