参議院選挙も終わり・・・

参議院選挙も終わり
大方の予想通りに
これで衆参とも自公の安定多数

しかし投票率は52.61%と戦後3番目の低さ
有権者の半数近くが棄権した選挙となった

消費税増税、経済政策、TPP、原発、憲法改正など
今後の国の方向性を左右する
重要問題があるにも関わらず
結果的に投票した人たちへ判断を委ねた形
これは賛成・反対はともかく
国政に対し主体的に考えることを放棄したとも言える

大事なことなのに本当にいいのだろうか

ただ、これは有権者だけの責任とも言えない
4年前に歴史的勝利を遂げた民主党が
その後の迷走、ころころ変わる首相等
組織内の足の引っ張り合いを見せつけられた結果
離党者続出で訳のわからない新党が次々登場

政党交付金が欲しいがため
あからさまな離合集散での新党乱立にうんざりだったが
そうした政党や人はほぼ敗北してくれたこと
それだけは良かった

組織力のある既成政党が目立った今回の選挙だったが
今後数年間の心配は
数の論理にまかせて与党の強引な国会運営が進められないかだ