思考パターンを前向きに変える難しさ

何かうまくいかないことがあってとき
前向きにとらえて気持ちを切り替えるか
恨みつらみを並べたて、気持ちをずるずる引きずるか
人の気持ちというのは考え方次第で
良くもなるし悪くもなる

当然この場合、前向きに気持ちを切り替えるほうが良いと
誰もが言うだろう
しかし、脳がそう都合よく切り替わってはくれない者もいる

最近はいろんな心理学研究も発達してきて
一般の人たちにもずいぶん浸透し思考の仕方のハウツーで
改善できる場合もある

でも本人に変化の意思がなければ無意味だし
理屈ではわかっていても
長年にわたる物の考え方、捉え方が定着してしまった者には
変化はなかなか難しい

引きずる気持ちの中に埋没することに心地良さもあるように思えるし
それで現状を自己正当化しようとしているのかも

若いうちなら修正も効くが
いい加減年を取ってしまった者にとっては
取り戻せない時間のロスは限りなく大きい

とりあえずそう思った今この瞬間からでも
物事を少しだけ前向きに考えてみることを始めてみるのも
損なことではないように思うが
「言うは易く行なうは難し」・・・か